まさかまさかの体験を
してしまいました。
タイトルの通りなんですが。
骨折しました…
年が明けて1月、2月から少しブログをリニューアルしようと1月中にせっせと記事を書きためていたのですが、ふとした気の緩みか、自宅内の階段で足を滑らせて数段滑り落ち、生まれて初めての骨折をしてしまいました。
もうびっくり。あんなに痛いものなんですね。せっかくiPadとキーボードにスタイラスペンまでゲットして、最高の布陣でちまちまと記事を書いていたのですが、なんせ座れなくなってしまったので横になったままではキーボードを打つことが出来ず、かなーーーり更新が空いてしまいました…
書きたいことがたくさん出来て、そのノリでせっせと書いていたのに、骨折が治って座れるようになるまでは書けないなぁと長い時間ブログから離れてしまっていたのですが。
iPhoneでも書けるんだった。
なんか、単細胞なのでiPadゲットしてからiPadでしか書けないような気がしていたけど、元々iPhoneで書いてたから普通に横になってても書けたわ。治った今気付いたわ。気付くの遅すぎ←
ということでiPhoneから書いている今です。座れるようになったけどまだ真っ直ぐ座るの怖いし、ブログから離れすぎて悲しいので。でもやっぱりモチベーションがね。iPadでキーボードで文字打つとスイスイ打てるし、ブログ書いてるわー!っていう気がするからね。
骨折して安静にしている間、色々調べたんですが、なかなか同じところ骨折した人の記事が見つからなかったので経過を書いておこうと思います。記録用に、めでたくないけど記念にね。
当日:
夕方、洗濯物を取り込んで意気揚々と階段を降りていました。が、この日絶対にやるべきではなかったことをしたまま階段を登ってしまっていたことに気付いていませんでした。この日から1号の幼稚園が休園になっていて、全員在宅のリビングがわちゃわちゃしていたこともあり、ちょっと無意識のうちに急いでいたのもダメだった。
この数日前、実家の母から送られてきた超可愛いもっこもこの靴下があり、あろうことか2階に上がるのにそれを履いていたのです。滑り止めも何もない、とにかく可愛すぎるもっこもこのやつ。子どもたちには、毎日毎日本当に口うるさく、階段は本当に危ないから絶対に走って降りない!押さない!抜かさない!ゆっくり!と言っているのに。恥ずかしい限りです。
片手に洗濯カゴを持ち、手すりのない側をもこもこ靴下で歩いていたせいで、上から数段のところで足を滑らせました。つまづいた、という感じかな。
一瞬で、やばい!このままだと頭から落ちる、頭から落ちたらここで人生終わる、可愛い子どもたちを残してそれは絶対に無理だ!と考えて、手すりを掴んで力強く引いてお尻から落ちるように切り替えたのです。
そして更に洗濯カゴを持っていて、これを手放したら両手で手すりにぶら下がる感じで自分の体を守れるかもしれないと思ったのですが、ここで手を放したら洗濯カゴがかなり激しく落下して壁と階段に穴が開く…!と思ったら手放すことが出来ず、洗濯カゴを死守してしまったためお尻を強打してそのまま数段滑り落ち。足を滑らせてから尻もちをつくまでほんの数秒、信じられないくらいこんなに色んなことを考えました。すごいよね。
かなり勢いよくお尻をついて、ズダダダっと滑り落ちて、その瞬間太もも裏側の付け根がバツン!ザー!っとなって一気に液体が下に落ちる感覚があったのだけど、これは未だに何だったのかわからず。整形の先生に話してもなんかよくわからなかった。激痛に襲われて「痛ったーーーー!!!!!」と叫んでそのままそこにうずくまって停止。思考も停止。
動けない。動けない。痛すぎて全く体を動かせない。
かなりの大きな音と叫び声で下からちびたちとかびごんに声をかけられるも痛い…動けない…とうめいていて、でもこのままここにずっといることは出来ないと激痛を堪えながらなんとか階段を降りる。必死な思いで下まで降りて、あまりの痛みにアザになっているんじゃないかと、ちょっと失礼と下着になってみんなに確認してもらうと2号が一言。
「あーーーー!!!!!」
これはひどいことになってるか…?と思ったら。
「パンツに穴開いてるよー!!!」
我が家の2号はこんな人です。尻もちをついた衝撃で下着に穴が開いたらしい。脱力してしまい笑いが止まらなくなってしまったけど、笑うと痛い痛い痛い。
ソファに突っ伏してしばらく停止していてもとにかく痛い。動けない。痛みが引くかと思ってじっとしていても何も変わらず。あまりに痛くて動けなくて救急車?と思うほどだったのですが、さすがにこれはまずいとかびごんが仕事を切り上げてくれて病院へ。
病院へ
以前かびごんがかかったことのあった近場の整形外科へ。車に乗るのに足を上げるのもギリギリで激痛が走る。横向きで痛くない姿勢でなんとか病院へ着くも、降りるのも痛い、歩くのも痛い。
よちよち歩きで数センチずつ足を進めながら歩いて院内へ入ると、なんだか様子のおかしい人が来たと受付から人が飛び出してきて話を聞いてくれて、階段から滑り落ちて痛いことを説明していたら、痛すぎて涙が出てきて半泣きになってしまって。でもその受付の方はとっても優しくて、痛かったですねってゆっくりしか動けない私を支えて手伝ってくれて、先生もすぐに来てくれてその場でちょっと診てくれて、レントゲン室へ。
ちまちまちまちまと歩いて痛みを堪えてなんとかレントゲンを撮ってもらい診察へ行くと、「折れてるね!」とあっさり骨折が判明。
第三仙椎骨折、全治2ヶ月
生まれて初めての骨折は本当に信じられないくらい痛かった…先生がチャキチャキしてる方で、結構重症だよ!とサラッと言われて、「とにかく安静にして、まずは最初の3日が勝負。ここで安静にして出血が止まらないと手術が必要になるかもしれない。出来れば両親とか助けてもらえる人を呼ぶこと、子どもの世話も何もせずとにかく安静にすること。」と言われました。1ヶ月ほどしたらだいぶ楽になるよ、と。
うちは関係は良好ですが双方両親を頼るのは難しいので、かびごんに仕事を在宅に切り替えてもらい仕事と家事、子どもの世話を丸っとお願いすることに。レントゲン写真はバッキリ骨が折れてるのがくっきりと映っていて見てるだけで痛かった。
仙骨は固定が出来ないからとにかく寝ているしかないので、安静生活スタート。
しかし、トイレに行っても全く出ない。尿意はあるのに全く出ない。骨折したせいで体に力が入りすぎているのか?強く打ち付けたせいか?水分をたくさん取っても出ないので、次の日泌尿器科でカテーテル入れてもらわないとダメかも、と諦めかける。とりあえず痛くて緊張しすぎなのが良くないと思い軽く寝て、起きたら少し力が抜けたのか無事に解放。尻もちの影響すごい。排泄機能に問題はなさそう。
仙骨に体重をかけないこと、坐骨にしっかり座れば座れると言われるも、その感覚は全くわからないし痛いので座らない。
〜1週間:
とにかく痛い。体を動かすと痛い。
立ってる姿勢が一番楽で、座ることも出来ないので、食事は立ったままかろうじてかきこむ。トイレも激痛で体を支えて上半身に力を入れて下半身に負荷がかからないようにしてなんとか済ませる。
4日目よりシャワー解禁。かびごんに付き添ってもらい、おそるおそる入る。
両方の実家から、レトルト食品やら手作りの惣菜やら大量に送ってもらい、なんとか乗り切る。
階段は絶対登れないのでリビングのソファで寝る。床に布団を敷くか?とも考えたけど、ソファに座るのさえしんどいのにまずそこまでしゃがんで横になることが出来ないし、床で寝てたらちびたちがわちゃわちゃ群がってきて地獄絵図になることが想像出来たので却下。ソファ生活の始まり。
ひたすら寝る生活。絶望的な痛みでした。くしゃみが一番怖いので、くしゃみが出そうなときは息を吐ききって出来る限り勢いをコロして力を入れないようにする技を習得。
そしてかなり強く股を打ち付けたせいか、多少の違和感あり、なぜかかつての会陰切開の傷が引き攣れている?痺れや麻痺ではなさそう。
24時間痛くて身体に力が入ってるのでこの1週間でお腹周りがかなり痩せました。(そしてリバウンド)
〜2週間:
まだまだ痛い。ひたすら痛い。これ本当に痛み引くの?治るの?という気持ちになって落ち込む。
相変わらずレトルト食品や惣菜を送ってもらい助けてもらう生活。食事は変わらず立ったまま、何でか立ち食いするとあんまり食べられなくてすぐお腹いっぱいになるし、食べた気がしない不思議。痛すぎてご飯も美味しく感じない。
トイレに座るのが痛すぎて絶望的な気分になるので、おむつシートみたいなものに挑戦してみるも、これが結構難しい。座ったり横になって使ったら便利なんだろうなと思ったけど、立ったまま下着とセットで使うしか出来なかったので難しかったな。しかし痛すぎてなんとか使ってみる。いつのまにか会陰の引き攣れは治まった。
シャワーは一人で浴びれるけど、足腰を曲げられず着替えられないのでちびたちの力を借りて着せてもらう。
ソファ生活継続中。
レントゲン写真に変化はなし、骨はまだまだくっつかない。けど、しびれや麻痺はないので手術は免れたようです。
可愛い我が子を抱っこ出来ないのがこんなにつらいとは。足元で抱っこ待ちをしてる3号が、何で抱っこしてくれないの?って不思議な顔をしているのがめちゃくちゃつらかった。ソファに登ってきてじゃれついて来てくれるのを待って愛でまくる日々。
〜3週間:
座ろうとしたり足を曲げたり上げたりするとまだまだ痛い。けど少しずつ痛みが引き始めて、人間の治癒能力の高さに驚かされる。あんなに痛かったのに。治らないんじゃないかと思ったくらい痛かったのに。
ドーナツクッションを使って座り始める。ようやくみんなと一緒に座ってご飯を食べられるようになり一歩前進。
トイレは座ろうとするとまだ痛いけど、3週間目後半からシャワー後の着替えも工夫して自分一人で出来るように。
レントゲン写真に変化はないけど、コラーゲンでくっつき始めるらしく、もうほぼずれることはないだろうからこのままもう少し安静にしているようにとのこと。
車に乗るのに足を持ち上げるのはまだ痛い。
ソファ生活は継続中。少しずつ、リハビリを兼ねて少量の食器洗いから始めて良いそうで、寝たきり生活からちょっとだけ動き始める。
〜1ヶ月:
なんていうことでしょう。あんなに地獄のような痛みだったのに、ある日を境に突然痛みが引いて全く痛くなくなった。動ける。座れる!!!
トイレにも普通に座れるようになり、シャワー後の着替えも自分で出来るようになり、車に座っても痛みは出なくなった。階段も登れるようになって、3号の抱っこも解禁。
痛くないなら車の運転も大丈夫で、料理も簡単なものなら出来るようになり、日常生活が戻ってきた!!
床に直に座るのと仰向け寝、子どもたちと寝るのは(寝ぼけて蹴られる可能性があるので)あと1週間お預け。
1ヶ月〜:
もう尻もちさえつかなければ普通の生活に戻ってOK。
車の運転も解禁しました。料理も子どもたちとのお風呂も、2階の寝室に階段で上がってみんなで一緒に寝るのも解禁!長かったソファ生活…しかし寝て起きるのがソファで完結するのは以外と快適だった。一人で下で寝るのちょっと怖かったけど。
仰向けで長いこと寝るとまだ多少の違和感が出るので、一応横向きで寝ています。子どもたちには背を向けずになるべくお尻を蹴られることのないように予防しながらお布団で寝られる喜びを噛み締め中。末っ子を抱き上げて抱きしめられる幸せも噛み締め中。
次に病院へ行くのは来月なので、まだ骨がくっついたレントゲンは見れていなくて完全には安心出来ないので、あまり重いものは避けて持たないようにしながら、いつも通りの日常を送っています。
最後に
健康であること、病気も怪我もない状態がどんなに幸せなことであるかを改めて感じました。
まだ油断は出来ないのだけど、ようやくここまで戻ってきた!という感じ。全治は2ヶ月なので、あと1ヶ月ほどは大人しく生活しようと思います。
長かった…
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ちっちゃな怪獣3人とパパ氏との5人暮らし。
4年ほどのドイツ駐在を経て日本へ帰国しました。
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子連れで旅した国は計29ヶ国。
行ってみたいスポットもまだまだたくさん!
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誰かのお役にたてますようにと願いながら、今日もせっせとブログを書いています。
最近ハイエースワゴンGLのオーナーとなり、車中泊デビューもしました。
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