産後のつらいことアレコレ。

ちびまめの話
きなこもち
きなこもち

こんにちは!
今日は産後のお話

赤ちゃんのいる生活には少しずつ慣れてきましたが、生まれたての赤ちゃんは朝も夜もないしで大変なことばかり。

産後の1ヶ月ほどは産褥期といって身体が回復するための期間ですが、10ヶ月お腹で育てて3kg前後の巨大な赤ちゃんが狭い産道を通過するのだから、正直体はボロボロです。上から下までそこら中が痛いし、歩くたびに骨盤がグラグラするのを感じます。産褥期はずっと横になって起き上がらない方が良いと言われるほどあって、つらいことがたくさんあります。

今日は私が3人生んで感じた産後のしんどいことを、これから出産される方の参考になればとまとめてみました!

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寝不足

言わずもがな、ですが寝不足です。万年寝不足。1号が生まれてから4年以上ずっと寝不足が続いていますが、まぁそれでもなんとかなります。しかし寝たい、何にも考えず朝までノンストップで寝たい。あの頃のように(どの頃)休みの日に何の予定も入れず思うままに好きなだけ寝続けて「やばっもう夕方じゃん!」とかしたい。切実な願い。

1号がようやく続けて寝るようになったと思ったら2号を妊娠して眠りが浅くなり、2号を出産してまた寝不足、ようやく2号も続けて寝るようになりゆっくり寝られるわ〜と思ったら3号を妊娠してちびたちの蹴りからお腹を守るため過敏になって眠りが浅くなり、そして3号が生まれてまた寝不足の日々。数人続けて子どもを生もうとしたらそりゃこうなりますわな。朝まで寝てくれるようになっても、寝ている間ちびたちに蹴られまくるから、結局は自分たちの部屋で寝るようになるまではダメかな。

1年くらいして卒乳したら少しはゆっくり寝られるようになるのかな。とにかく少しでも睡眠をとって体力温存したいので、0ヶ月のときからリズムを作ろうとせっせとやっていたら、もうすぐ2ヶ月ですが上の子たちのような頻回授乳ではなく落ち着いている感じはある。このままよく寝る子でいてくれ3号よ。

後陣痛

これは私は産後数日だけでしたが、長いと1〜2週間続く人もいるそうです。後陣痛というだけあって、痛みは陣痛に似た感じ。生まれたあとも陣痛かい!と思ってしまいますが、痛みの程度にもちろん個人差があり、何人目を生むのかによっても全然違うらしい。私は1人目のときは全くなく、そもそも後陣痛という言葉すら知りませんでしたが、2人目を同時期に妊娠していた友達から「後陣痛が一番嫌だ」と聞いて初めて知り、調べてみてこんなのがあるんだ〜!と覚えたのでした。2人目にして初めて後陣痛を経験しましたが、お腹が少しぎゅーっとするくらいで陣痛とは程遠くて軽かったです。が、3人目はやっぱり痛みが強くて、入院中の3日くらいは地味にじわじわと痛みが続いて動けなかったです。看護師さんたちに何度も「痛み止めは?」と聞いてもらいましたが、薬を飲むほどではなかったのでじっとこらえていました。生まれた瞬間にひどい陣痛の痛みからは解放されるけど、その後も後陣痛に悩まされるなんてつらすぎる。出産って本当に命懸け。

会陰切開の傷が痛む

会陰切開はするときとしないときがありますが、これは未だにトラウマレベルで覚えているほど痛かった。というのも、1号のとき出産に時間がかかりなかなか出てこれなかったため、最後は鉗子分娩で生んだのですが、鉗子分娩と吸引分娩には会陰切開がつきものです。通常分娩でも赤ちゃんの頭が大きかったりしたら切られるし、切らなくても裂けることもありますが、鉗子分娩だったためにかなり大きく切られました。その長さ4cm。これはかなり大きいらしい。2号の出産時に、1号の時のことを聞かれて答えたら通訳さんにそんなに切ったの!?ってびっくりされました。そうか…かなり切られていたからあんなに痛かったのか…イスに座れない、まともに歩けない、とにかく最初の2週間は地獄のような痛みで、1ヶ月ほど経ってようやく落ち着いた感じ。傷の痛みはもちろんあるけど、切開した傷を縫い合わせている縫合跡がめちゃくちゃ痛いんです。溶けない糸だと1週間くらいで抜糸するのでその時がかなり痛いらしいですが、抜糸してしまえば痛みは楽になるそう。私は溶ける糸だったので抜糸もなく、ものすごくきつめに縫われていて、それが引きつれていて最強に痛かった。ドイツでは助産師さんが産後1ヶ月は訪問してくれるのですが、あまりにも痛かったので2〜3週間後に3つほど抜糸してもらったらすーっと痛みが良くなりました。未だに忘れられないほどなので、2号と3号のときはバースプランを考えた際に「会陰切開をしたくない」と強く主張しておきました。幸い、2号のときはほんの少し裂けただけ、3号に至っては無傷だったのでトラウマ回避。未だに傷が疼くときがあるくらい、もう二度と体験したくないことNO.1です。

授乳

会陰切開をしていなかったら、私の中では間違いなくこの痛みが産後一番つらいです。母乳が出るようになるまで、乳腺が開通するまでの張りもかなり痛いけど、最も痛いのは乳頭です。もー本当に痛いんだこれが。慣れてしまえば全く痛くなくなるのですが、咥え方が上手になるまで(というか私の咥えさせ方が下手なので)、毎回傷が出来てしまって血が滲んでしまって授乳のたびに悶絶しています。そりゃ赤ちゃんが一生懸命飲んでるんだから皮もめくれますよね。良いんだ、好きなだけ気が済むまで飲んでくれよと思いつつ、最初の咥えさせからキレイに口が吸いつくまでは痛すぎていつも震えています。

今回は大体3週間くらいで良くなりましたが、乳頭保護クリームを使ってなんとか痛みを和らげて、乾燥を防いでなんとか治しました。煮出したあとの紅茶のティーパックでパックをしたりするのも効くらしい。あまりにも痛い場合は搾乳して哺乳瓶でっていうやり方もあるけど、乳頭混乱するかもしれないし、何より哺乳瓶洗うのめんどくさいから(the ズボラ)、痛みに悶えながらあげています。今はチリチリしみる感じはまだあるけど全然余裕。一生懸命食らい付いてくる姿がたまらなく可愛いと眺める余裕すらある。痛いけど、慣れるまでの辛抱です。

便秘

入院中は快調だったんですが、退院後は全くダメで。あれって病院食が量たっぷりで栄養バランス満点だったから具合良かったのかな。

2週間検診で、出産前にもらった薬を自分で調整して飲んで良いよ〜って言われたのでしばらくは薬に頼ってなんとかしていました。水分もたくさん摂ってるはずなのに、授乳してるからそっちに水分取られちゃうのか全然ダメ。めちゃくちゃお腹は張って痛いんだけど、パンパンに張るだけで降りてこないのです。確かに産後は腹筋0で筋肉死んでるけど、結構歩いたり動いてるし、ご飯もしっかり食べてるのに…つら。

便秘は産後2ヶ月経つ今もまだまだ継続中。どうしたら改善されるんだ〜。

胃痛、頭痛

産後1〜2週間はよく胃が痛くなったり頭が痛くなったり…ホルモンバランスの乱れからくるらしいですが、結構ちょこちょこ痛くなりました。満身創痍。産褥期は本当にその後を左右する大切な時期なので、赤ちゃんのお世話以外は無理せずじっと横になっていたら良くなりました。胃痛と頭痛って地味にHP削られるのでしんどかった。

湯船に入れない

これは出産の時期に関係してると思いますが、2月に出産してその後1ヶ月湯船に浸かれないのは相当しんどいです。上2人は夏ではないけど暖かい時期だったし、そもそもドイツはシャワー室が独立していてシャワーだけでいつも済ませていたので何とも思わなかったのですが、寒い冬の時期に湯船にお湯が張ってあるのにシャワーだけで終わらせるのは寒すぎて寒すぎて。ちびたちが入ったあとのまだ少し湯気で暖かいときに入るようにしたり、洗い場で体を拭いたあと超高速で服を着るようにしたりしていましたが、それでも寒い!だって2月だもの。1ヶ月検診が終わってようやくお風呂に入れるようになったときは本当に嬉しかったです。

頭がボーっとする

これはなぜなのでしょう、よくわかりませんが産後しばらくは頭がぼーっとしてしまい、スマホで文字を打つ気力がなく、とにかくひたすら横になって寝るかぼーっとしていました。話も頭に入らず右から左へ受け流す〜♪(古)という感じで、何か大事なネジが飛んでっちゃったのかなと思うくらい。どうしよう、本当に何も手につかないとかなり心配になりましたが、その後2〜3週間で頭がスッキリしてきて、スマホも打てるようになりました。不思議な感覚でしたが、これもホルモンのバランスによるものかな。数ヶ月前に出産した友達も未だにボーっとすると言っていたのでよくあることらしい。車の運転とか、産後しばらく控えた方が良さそうです。

食欲が止まらない

つらいこととは言えないけど、これは母乳育児なのでしょうがないと割り切っていますが、とにかくお腹が空きます。いくらでも食べられる。かびごんが引くほど食べる。一度に食べる量がかなり増えたので一向に痩せない。母乳育児は痩せるって言ったの誰ですか?しかしこれも赤ちゃんに栄養を届けるためなので必要なこと。たくさん母乳を作るために血液を作らないといけないし、産後の回復のためにもバランスよく食べて身体を修復させないとなので、我慢せずしっかりご飯を食べています。ご飯だけじゃなくてちびたちが寝たあとのおやつもやめられないんですが。母乳の人は、甘いものを取りすぎると乳腺炎など起こすことがあるので、間食よりもご飯をきちんと食べるのが大事!(説得力0)

最後に

とまぁ、こんな感じでつらいことはいくつもありますが、しかし全ては赤ちゃんの可愛さで気持ち的にはプラマイゼロくらいにはなります。抱っこして赤ちゃんの顔を見ていたら言葉に出来ないほどの愛しさが込み上げてきて、今だけだから頑張ろうって気持ちにきっとなるはず。つらくてしんどくて、マイナスな気持ちに押し潰されそうになることもあります。

それでも、いつかきっと楽になる。子どもは必ず成長していきます。

だから大丈夫。

我が家の上2人は今4歳と2歳。両親に「手に負えない」「絶対に預かれない」と言われてしまうほど手のかかる子どもだった1号も、今は何でも自分で出来るようになってきて、下の子たちの面倒も見てくれて、あの頃のことが嘘のようです。

1時間でも2時間でも余裕で泣き続ける1号を抱えて途方に暮れた日もありました。抱っこして抱っこ紐使ってバウンサー使ってそれでも泣いて寝てくれなくて、こっちが泣きたいよーって思ったくらい。それが4歳になった今では1度寝たら目を覚まさないほどぐっすり寝てくれるように。

個人差はあれど、生まれた直後は何もわからず先が見えない日々に悩んだこともありましたが、それがずっと続くわけじゃない。

個人的には、赤ちゃんがお腹いっぱいで、ゲップをさせてお腹も苦しくなく、おむつもキレイで、温度調節もして、それでも泣いていたらもうそのまま泣かせておけば良いと思っています。

赤ちゃんは泣くのが仕事だ、と昔からよく言うくらい、赤ちゃんは泣くものだからです。それが普通だから。

不快材料を取り除いて、それでも泣き止まないのなら、もうその理由は私にはわかりようがないので、命に関わるような状況になければ、何かに怒って泣いているたまらなく愛しい姿をぼーっと眺めています。真っ赤な顔して泣いているのを見て、どんどん肺活量を鍛えてね〜なんて思いながらゆるく構えていますが、それくらい肩の力を抜いても良いと思う。赤ちゃんが泣いていたら泣き止むまで抱っこしたりあやしたりしないといけないなんてことはないと思っているので、泣き方が変だとか命の危険を感じなければ好きなだけ泣かせてあげたら良い。もちろん近くで見ていますが、何をしてもダメであまりにも泣き続けて自分がパンクしそうになったときは少し別の部屋にいって深呼吸して落ち着いてから戻ってきたりします。きっとそのうち、何となくだけど泣き方で何を求めているのかわかるようにもなってくるはず。

赤ちゃんの時期は本当に一瞬で過ぎ去っていってしまいます。小さいときは目が回るほど大変だけど、それでもその時期を楽しめたら良いなと。

さぁ、世のママさんたち今日も一緒に頑張りましょう!

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きなこもち
きなこもち
ちっちゃな怪獣3人とパパ氏との5人暮らし。
4年ほどのドイツ駐在を経て日本へ帰国しました。
ヨーロッパ中を子どもを連れて旅した話、オススメの旅行先やホテルなどをご紹介しています☺︎

子連れで旅した国は計29ヶ国。
行ってみたいスポットもまだまだたくさん!
子連れ旅行を少しでも快適に。
誰かのお役にたてますようにと願いながら、今日もせっせとブログを書いています。

最近ハイエースワゴンGLのオーナーとなり、車中泊デビューもしました。
車中泊やキャンプの話、ハイエース快適化やキャンプのグッズの紹介も♪

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