ドイツでの出産レポ-無痛分娩の一人目編①-

みじゅ
みじゅ
こんにちは!まめです

 

 

ついに37wに突入。

あっという間に正産期に入りました。

正期産だったかな。もういつ生まれてきても良いよ〜という期間に入ってしまいました。

しかしここまで来てもまだまだもうすぐ生まれるという実感が湧かないのは3人目だからでしょうか。不思議な感覚。お腹が大きくなっても、検診で赤ちゃんをエコーで見てもなんだか自分のこととは思えないような変な感じです。

あんなにまだかまだかと毎日出産までの日数をカウントするアプリをチェックしていた1人目のとき…出産が近づいてきたのであのときは陣痛から出産までどんなだったかなーと思い返しています。

出産前日

その日の夜中おしるしのようなものがあり、朝からおや?これは?という痛みがあったので、もしや陣痛かも!と思い通訳さんに電話しました。ドイツでの出産時は通訳さんにいてもらえるようにお願いしていたので、病院ではなく通訳さんに連絡。かびごん出社前だったので確か朝8時くらいだったと思います。

初産婦だったのもあってとりあえず病院で診てもらうようにとのことで病院にも連絡を入れてもらい朝から病院へ。そのときの写真があるのですが、まだまだ半ニヤケ顔で今見ると余裕を感じます。病院についてすぐ内診してもらいましたが、陣痛のようではあるけど「まだ1cmくらいしか子宮口開いてないわよ〜」ということで一旦帰される。これが結構恥ずかしかったです。

早まったわー!

初産婦だからって!1cmて!と思ってなんだかやたら恥ずかしかった。通訳さんにも「まだ1cmなんで一回帰るように言われました…」とおずおずと報告。

帰宅後、まだまだ時間かかりそうということで朝から会社を休んで同行してくれたかびごんは出社していき、家で1人で陣痛が強くなるのをひたすら待ちました。

夕方17時くらいだったか、自分的にはもう結構来てるよー!となり、そろそろ退社時間になるかびごんに定時で帰ってきてもらえるように電話。この時の写真を見ると、朝の時とは全く違って本格的な陣痛が来たのがよくわかる姿で耐えていました。

かびごん帰宅後に通訳さんに連絡を入れ再度病院へ。

このときもまだ子宮口は4〜5cmしか開いていなかったと記憶していますが、このまま入院になるとのことで分娩室でそのまま待機することになりました。かなり狭い部屋だったのですが、テンパったかびごんが開いていた内開きの窓の角に頭を強打してのたうちまわる。何してるのあなた。

その横でまだまだ間隔の短くならない陣痛と格闘する私。波がくるたびひたすら半泣きで腰をさする私。なんだろう、陣痛が来るととにかく腰をさすらないと痛くて痛くて落ち着かないタイプです。

赤ちゃんが降りてくるように、陣痛が進むように階段を上り下りしたり病院内を歩き回りなさいと言われるのを断る。(おい)痛くて歩けない、病院中を散歩なんてこんな状態で出来るか!とベッド脇に立ってひたすら歩く真似をする。(おい)

しかし赤ちゃんは降りてこない。

途中、なかなか陣痛が進まず子宮口もゆっくりとしか開かないのを見かねた助産師さんが、お風呂を勧めてくれました。リラックス出来るかも、そしたら子宮口も開きやすくなるかも、赤ちゃんも降りてきやすくなるかも、という半ば藁にも縋りたい願掛けのような状態でしたがお借りすることに。たまたま私が入っていた分娩室の隣が水中出産用の分娩室で、部屋のど真ん中にまん丸のジャグジーみたいのがありました。

温かいお湯を沸かしてもらい、自分の分娩室から隣の分娩室にお邪魔してゆっくりお風呂タイム。水中出産ってこんな中で赤ちゃん産むんだ〜なんて感心しながら、優しい助産師さんに励まされながらしばらく浸かってリラックスさせてもらい、また自分の部屋へと帰る。おかげで陣痛中でも気持ちは落ち着きましたが、お産の進みはあまり変わらずで。

朝からじわじわと続く終わりの見えない陣痛でひたすらメンタルを削られ弱気になっていき、夜の22時だか23時だったか入院してから数時間経って、看護師さんに「あとどれくらいかかりそうですか?」と聞いたところ…「そうね、あと10時間くらいかしらね」とさらりと言われ完全に心が折れてしまいました。

10時間!?

もう朝からずっと微弱とはいえ陣痛と格闘してきたのに、これからまた10時間?

おそらく初産婦だったらこんな風に何十時間も陣痛と格闘する人はザラにいて、むしろそういう人の方が多いかもしれないくらいで、至って普通の分娩なんだとわかっていますが、陣痛中の心が弱っているときだったので大ダメージを受けてしまい。

あぁ、無理だ…今から10時間もこの延々と続く陣痛に耐えられそうもない…と弱気になってしまった私は声高らかに叫びました。

「無痛分娩に切り替えてください!」

 

自然分娩から無痛分娩へ

ドイツでの出産は無痛分娩が主流だと言われています。笑気麻酔を使う人も多いようですが、最も多いのは無痛分娩を選択する人だそうです。日本ではまだあまりポピュラーとは言えませんが。

なので、ドイツではバースプランを考えるときに、まずは自然分娩にするか無痛分娩にするかということを聞かれるのですが、私は自然分娩にすると決めていました。

"無痛にはしない、初めての出産なので、陣痛がどんなものか体感しておきたい"と強い決意を語っていたのですが。かなり強い意志で1人目は自然で!と決めていたんですけどね。全然強い決意じゃなかったわ。

無痛分娩にするときは事前にかなりたくさんの質問事項が記された書類を書かなければならず、最初から無痛にすると決めている人はそれを提出しておかなければならないのです。私ももしかしたらのときのために一応ということでその書類はもらっていて、でも自然分娩で産みたい!と思っていたので通訳さんとその書類の確認は簡単にしかしていませんでした

近所に出産予定日が10日くらいしか違わないお友達がいたのですが、その子は無痛分娩で1週間前に出産をしていました。本当に痛くないから産後日本から応援呼んでなかったら体力温存するのに良いよ!と言っていて、痛くないのか〜良いな〜(でも私は自然で頑張ってみる!)くらいの気持ちで聞いていたので、まさか自分もお世話になるとは思ってもみませんでした。

しかし、先が見えない陣痛の苦しみの中で完全に心が折れてしまった私にはもう無痛分娩に切り替える選択しかなく、急いで通訳さんに連絡をして「無痛分娩に切り替えたいです…」と泣きの電話を入れました。

「え!?今から!?」と驚いていた通訳さんですが、今から行くから待ってて!と言って下さって、遅い時間だったにも関わらず私のわがままのためにタクシーで飛んできてくれました。24時間いつ呼び出しがかかるかわからない出産付き添いの通訳をされているこの方は本当にすごい方です。お世話になったこと一生忘れない。

そして飛んできてくれた通訳さんと無痛分娩用の書類を確認し、サインをして、無事に無痛分娩へと切り替えることが出来たのでした。このときの時刻は確か日付をまたぐくらい。ちなみに病院側は「あらそ〜」って感じで、急遽切り替えたことにも全く何の反応もなく淡々とこなしてくれましたとさ。嫌な顔されなくて良かった。

私が出産した病院では、無痛分娩は子宮口が4〜5cm開いた状態でないと麻酔を打てなかったのですが(これは病院によるので場所によっては3cm開けば出来るところもあるそう)、このときにはかろうじて4cm開いていたのでOKサインが出ました。

さぁ、これで友達から聞いていた通り痛みなく出産ができるはずだと安堵していたものの…全く思い通りにはいきませんでした。

 

まだまだ遠い誕生までの道のり。

 

………続く!

 

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